Moneyニュース ①あっという間に資産3倍

事件

幕末の錬金術

幕末にかけての錬金術である。日本から大量のGOLDが流出し、外国人が大儲けしたことは有名である。そのことについてまとめてみたい。

社会情勢

幕末での日本での金銀の交換比率は1:5、一方世界での金銀の交換比率は1:15であった。日本は鎖国していたことでガラパゴス化していたのである。

当然この状況を利用しようとする賢い人がいるわけです。互いの銀貨同士を地金価値で評価しようと要求しました。その要求を結局のまされ1ドル銀貨1枚=1分銀3枚と交換できるというルールが決まりました。

また日本国内では1分銀4枚=1両小判と交換できていました。その1両小判は海外では地金として1ドル銀貨4枚の価値があります。
さあ舞台は整いました。ここからは簡単です。

裏技発見 その手順紹介

よーし、大儲けするぞ。

まずは全財産の1ドル銀貨1,000枚を日本に持って行きます。
そして、1ドル銀貨1,000枚を日本の1分銀に交換だ。
どれどれ交換比率は1ドル銀貨で1分銀3枚だから、1ドル銀貨1,000枚で1分銀3,000枚ね。

次にと・・・1分銀を1両小判に交換だ。交換比率は1分銀4枚で1両小判1枚ね。ということは1分銀3,000枚は1両小判750枚だね。

あとはアメリカに帰って1両小判を地金として売るだけだな。
この1両小判は地金として1ドル銀貨4枚だから、750枚の1両小判は1ドル銀貨3,000枚だね~。

まとめ

あーら不思議、旅行して両替するだけで1ドル銀貨1,000枚が3,000枚になっちゃいました。
これを何度も繰り返せば笑いが止まりません。

こうして日本から大量のGOLDが流出し、賢い人たちは大儲けできました。めでたしめでたし。

 

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